ロウアーミドルの衝撃

2006年10月26日(Thursday) 10:25pm
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長期衰退期に入った日本でロウアーミドル層が政治経由で搾取される現状を大前研一が分かりやすく解説。概要は別記事で書いたが、僕はエンジニアこそ政治に死ぬ気で参加しなくてはいけないと思う。
『ロウアーミドルの衝撃』
大前 研一



それは、エンジニアがまさにロウアーミドル層であると同時に、政治を考えるに足る能力を持っている市民層だからだ。

日本の経済力を考えると今後は昇給の見込みはほとんどない(下がることはあっても)。
それよりも、政治に圧力をかけて生活コストを下げた方がよっぽど暮らしが楽になることをこの本は具体的に説いている。何しろ日本以外は既にそうなっているのだから。

正直バカバカしいと思う。
一方では、オープンソースを使って「チープ革命だ!」とハイになっておきながら、根本的な生活消費(家賃や食費など)で公務員や農民にコストを垂れ流している。

僕自身「通信費が高い」などと見誤っていたが、むしろケータイ、インターネットは超ハイテクでこれは世界的に見ても安いうえにハイクオリティだ。日本の物価高の問題はローテクが高いことにある。

しかも人数を考えたら圧倒的にサラリーマンはマジョリティ。間違った政治家をクビにできるのにしていないことが明らかだから、好き勝手されて既に半世紀だ。
重税化はもう始まっているが、これからは様々な経路(税金だけではない)で1000兆円を超える借金が国民に頭割りで配分されてくる。これだって気を抜くと(というか既にそうだが)サラリーマンに厚めにふってくる。

これはもう今すぐWeb上に公共コスト削減の可能性に関するあらゆる議論が出てこなくてはならない。

市民が考える「安い政府」の値段を明らかにして、そこから外れた政策を掲げる政治家には片っぱしからやめてもらう必要がある。
政策の考え方は色々出て来るだろうしそれに応じて削減要求のレベルも割れるだろうが、それが5%とか10%ではないことは明らかだ。

ネットの民主主義を語る前に、ネットで民主主義を手にしなくてはならない。
それを可能にするためには、まず現状を知らなくては始まらない。

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