pdaXii13インストール
2007年4月28日(Saturday) 02:15pm Linux Zaurusザウルス用Linuxディストリビューション「pdaXii13」をインストールした。pdaXromの派生版でデバイス関連のチューニングが済んでいる点が価値。
名前は”pdaX integrated and improved beta1 merged with beta3″の略で、pdaXromのbeta1とbeta3というリリースを合わせたうえで各種バグフィクスしたものになっている。
もともと本体Flashが16MBしかないSL-C3000用に作られたディストリビューションだが、C1000/C3100/C3200でも利用できる。
まずはpdaXii13の特徴と注意点をまとめる。
- pdaXii13の情報は少なく作者のページを読むくらいしかない(とはいえこの1ページの情報量がすごい)。
- 基本的にはpdaXrom beta3などと互換性があるので一般的なpdaXromの情報はだいたいそのまま使える
- pdaXii13は1GBを超える容量のSDカードを使えるが、それはインストール完了後の話。インストール時には標準のZaurusで認識できるSDカード(たぶん1GB以下のもの)が必要。
C3000用のpdaXii13 Spitz (Alice)は直接HDDにインストールしにいく。手順は概要紹介ページのインストールの項目に書いてある(C3000を持ってないので未検証)。
C1000/C3100/C3200はpdaXii13 Akita (Sally)という別のインストーラを使う。ベースパッケージのみが収録されたディストリビューションになっていて、基本的にはこれだけで動作する。
また、C3100/C3200は後にAliceのフルパッケージを追加インストールできると書いてある。
Sallyのインストールファイル(updater.sh, tools.tar, initrd.bin)をダウンロードする点が違うだけで、手順自体はpdaXromと同様。情報はWeb上にたくさんある。
pdaxrom RC10のインストール&設定(管理人の部屋)が最も詳細な手順ではないかと思う。
大雑把な流れは以下の通り。
- NAND Backup:シャープOSをバックアップする
- インストーラのコピー:SDカードかCFにファイル(updater.sh, tools.tar, initrd.bin)をコピーする
- インストール:ほとんど自動
インストール後の設定をどこまでインストール作業に含めるかは意見が分かれそうだが、以下のような作業が共通してやっておくべきものではないかと思う。
- SDカード(またはCF)のセットアップ:ext2またはext3のパーティションを作ってmountできるようにする
- swapの設定:swapファイル(またはswapパーティション)を作って、カード挿抜時にswapon/swapoffが実行されるようにする
- ネットワークのセットアップ:無線LAN、AIR-EDGE、USBネットワークなどを使ってインターネットに接続できるようにする
- 日本語フォントのセットアップ:好みのフォントをインストールする
- 日本語入力のセットアップ:IMのインストール
なお、pdaXii13の日本語入力は注意が必要。
pdaXii13のGtk2ライブラリは作者が改良している(ダイアログが画面外にはみ出さないようハードコードしているらしい)のだが、現在(Sally 5.3.5)のパッケージだとIMがオンにならない。
そこでpdaXrom beta3のfeed(http://zaurus.spy.org/feeds/cacko/pdaXrom/1.1.0/beta3/feed/など)からgtk2をダウンロードして差し替えると直る(問題の切り分けが難しく一週間くらいはまった)。
最初から入っているgtk2を一度ipkg removeして、ダウンロードしたファイルをipkg installすれば良い。
あとは好みのIM(Input Method)をインストールして環境変数を設定するだけで動くはず。
この問題の経緯は、Help~ Scim On Pdaxii13 Build 5.3.5 Can’t Work(OE Forums)に詳しい。作者が「直した」と言っているからいずれ反映されるとは思う。
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2007年11月19日(Monday) 11:12pm
pdaXii13をアップグレード…
pdaXii13をインストールした際にはリリース5.3.5だったものが、半年経ってふと気がつくと5.4.9までリリースが上がっていた。
以前はアップグレードツールはなかったように思うのだが、α版…