Ubuntu Feistyへのアップグレードは極ラク May 3, 2007
先日Ubuntuの新版7.04(07年4月版の意)”Feisty Fawn”がリリースされた。 さっそくUpgrade Ubuntu 6.10 (Edgy Eft) to Ubuntu 7.04 (Feisty Fawn)(Only Ubuntu Linux)という記事がdel.icio.usで人気になっていて、この手順でアップグレードしてみた。 手順といってもgksu “update-manager -c”を立ち上げるだけの話。 パッケージマネージャのupdate-managerに-cオプションを指定するだけでディストリビューションアップグレードできるという手軽さがUbuntuの素晴らしいところ(なお、gksuはGUI版sudo)。 ここがFedoraとの決定的な差で、Fedoraを使ってた頃はディストリビューションアップグレードごとに毎回環境が壊れていた。
debianもapt-getの設定変更でアップグレードすることができて(冒頭リンク先のMethod2のパターン)、玄箱をsargeにアップグレードできたときは感動した。
Ubuntuのupdate-managerがさらに優れている点をまとめると以下のような感じか。
- 事前に設定変更する必要がまったくない
- 作業がGUIウィザードで完結していてマウス操作だけで完了する
- パッケージの異動につき、何が追加され、何が削除され、何がアップデートされるのかがダイアログ表示される。追加と削除の状況確認は重要。大半のパッケージはアップデートだけだから、メンテナンス時のパッケージ更新と同様に気楽に考えてよいと思う
- 設定ファイルの変更箇所がdiff形式でダイアログ表示される
とくに設定ファイルのdiffは非常にありがたい。 変更内容は、じつは自分でカスタマイズしたものではなくパッケージアップグレードに伴う変更ばかりだったので本質的に表示される必要はないものだったのだが、気色悪い感じが激減する。
diff形式は読める人には読めるが、読めない人には究極の決断に見えてしまうので、今後はさらに配慮が必要と思うが、機能として存在していることは非常に重要だ。 現在これが問題にならないのはカジュアルなユーザーがEdgyを使っていてFeistyにアップグレードするというケースがまだ少ないからだろう。
いずれにせよ、総合的に考えてUbuntuのアップグレードシステムは群を抜いた完成度を誇る。 「ここまできたか」と感心した。