Head Rush Ajax September 8, 2007
いいね、この本。ライブラリを使わない生Ajaxのプログラミングを徹底解説。
初歩から順に整理されたチュートリアルになっていて最高に分かりやすい。
『Head Rush Ajax ―学びながら読むAjax入門』
Brett McLaughlin
Head Firstシリーズは他にないユニークな紙面が特徴。”イカしたゴキゲンな本”というべきか。
ノリは軽くても内容は正統派で情報量は多い。
ごく普通のCGIを少しずつコード修正してAjax化する様子を解説していくことで、Ajax特有の実装のポイントを理解しやすくなっている。
じっさいに自分がコーディングする場合にはprototype.jsなどのAjaxライブラリを利用することになるはずだが、それでも生のAjaxアプリケーションをディープに理解しておくことは有効だと感じた。
Ajaxは確かにWebプログラミングの一種なのだが、設計パターンはむしろクラシックな(非Webの)GUIアプリケーションに近い。 そのためAjax初心者はまずGUI的プログラミングパターンを理解することが重要だ。 それは各ライブラリのリファレンスを読んでも身につかない。
この本はAjaxの構造を絶えず意識させるように書かれているから、どの関数をどこに(HTMLなのかJavascriptなのかサーバーサイドなのか)書けば良いのかという設計パターンが自然に身につく点で優れている。 しかもそのパターンはprototype.jsだろうがDojoだろうが変わらない。Ajaxライブラリは手実装を圧縮するためのツールキットであって、設計を根本から変更するものではないからだ。
Ajaxに関する情報はWeb上にもたくさんあり、僕も色々と読んで分かったような気になっていたが、じつは各断片情報をつなぐアーキテクチャについての理解が欠けていることに気づいた。 なんとなく注意すべきポイントは分かったのに、どう実装すべきなのかピンと来ないという人はきっと道を踏み外している。
Ajaxと聞いて、非同期、Javascript、XML、JSON、DOMというキーワードしか思い付かないなら、この本を読んでそれらがどうつながっているのかを理解すれば飛べるだろう。
2台同時USB充電「モバイルクルーザーツイン」
ロウアーミドルの衝撃
Javaデザインパターンハンドブック
ほぼ日刊イトイ新聞の本