el4rのバグ追跡方法 February 19, 2008
el4rはEmacsアプリケーションをRubyで書けるライブラリで、RubyのライブラリとEmacsのインターフェースを使えるのがメリット(やや玄人向けではあるが)。 一方で、バグのテストは多少やりづらい。
Rubyスクリプトで発生したエラーは、elispからは「Rubyのエラー」としか見えていない。 Ruby内のエラーを調べるには、emacsから M-x el4r-show-log を実行すると、ログバッファにトレースが表示される。
スクリプトのバグだけでなく、設定ミスでel4rそのものがうまく立ち上がらないような場合でもトレースを見ないと原因が分からない。 一見重大なエラーが起こったようにみえて、実はPATHが通ってないだけということがよくある。
また修正はスクリプトを直した時点で即反映されるわけではなく、el4rのインスタンス再起動が必要になる。 そのために M-x el4r-restart コマンドが用意されているが、うまく再起動されない場合がけっこうある。
el4rの再起動がうまくいかない場合はemacsを再起動する。 ここまで来ると、スクリプトの軽快さはかなり失われる。 Ruby単体で機能面の動作確認は完了しておき、emacs側はインターフェース追加にとどめるといった工夫が求められそうだ。
RubyのXMLライブラリを使った小物スクリプトにemacsインターフェースをつければ便利なWebクライアントが出来そうなだけに、ドキュメントが増えて利用が活性化して欲しいと思う。 el4r自体の完成度ももう1つだが、Emacsユーザーなら十分に動かせるレベルには来ているように思う。
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