2.5インチHDDで玄箱を静音化 June 27, 2008
玄箱を24時間稼働していたらHDDが壊れて、しばらく使わずに放置していた。デジカメデータのバックアップ先が無くて写真が撮れない状況になってきたので先週ようやくディスク交換したところ。
「この際HDDをノートPC用の2.5インチに替えたら静か&涼しげではないか」と考え、わざわざ変換コネクタをかまして2.5インチ化した。
2.5インチHDDの得失
“わざわざ変換コネクタ”と書いたが、玄箱HGの場合はしょせんSATAドライブを買えば3.5インチでも変換しなくてはならないので、とくにその点はデメリットではない。
どちらかというと2.5インチは容量単価が高いのがネックだろう。5000円超クラスの一般的な価格帯だと、3.5インチなら500GBのものが買えるが2.5インチでは160GB程度になる。 また、一般的に回転数が低く設定されているものが多いので、性能面でも2.5インチの方が遅い傾向にある。
主要指標でみるといかにも2.5インチは不利だがノートPCに求められる特長を備えていて、低消費電力・省スペース・低発熱という計りにくい面では逆に優位となる。 玄箱のようなNASの場合、長時間稼働していた方が便利なので、ノートPC向けの特長がそのまま生きてくる。
最終的には、容量が少ない点を割り切る必要があるだろう。 僕の場合はじっさいに使ってみて当面100GB程度で足りそうな感触をつかんでいたこともあるが、何よりいざ壊れてみると100GBも500GBも一緒と思うと、容量ばかりを重視しても仕方がないという気になってくる。 ストレージは未使用部分が機能と書いたこともあったが、未使用部分が多いと壊れた時のダメージ感は大きい。
買ったもの
まずHDDは日立グローバルストレージテクノロジーズの5K320シリーズの160GBを買った。 5,400回転で1プラッタ、最大容量という点にこだわってピンポイントで探した。HDDをちゃんと選んで買ったのは初めてのことだ。
また、変換コネクタは玄人指向の汎用品を買った。やや割高な玄箱専用品も出ているが、コンパクトな2.5インチだとケース内に余裕ができるので汎用品で入った。
『玄人志向 変換基板 SATA→IDE SATAD-IDE』
さらに、2.5インチHDDを3.5インチベイに設置するマウンタ金具も買ったが、これは要らなかった。結局ぴったりと合わず1箇所しかネジ止めできなくて、対角を針金で巻いて留めている。
それだったら直接1箇所ネジ止めしても一緒だろう。
下は使用前。箱の大半をHDDが占める。

感想
換装した効果は電源を入れた瞬間に分かる。
まず、非常に静か。ほとんど無音。 3.5インチHDDではモーター音が耳につくのとアクセスするたびにカツカツいっていた。 それが2.5インチでは動いている気配がしないほど静かで、直接のモーター音だけでなく振動まで分からないほど。
また発熱が全然違う。 3.5インチはすぐに熱くなるのだが、2.5インチでは”やや温い”程度までしか上がらないようだ。 箱を組んでしばらく回していても、ファンから出てくる排気が扇風機のように涼しくて驚いた。
発熱が少ないということは消費電力も確実に下がっているはずだ。 もともと玄箱は普通に組んでも5W以下で安いワットチェッカーでは効果は計れないが、長期間使っていると違いが出るだろう(それを計る手段もないが)。
HDDの選択ひとつでここまで違うものとは正直思っていなかっただけに新鮮な感触だった。もう今後は3.5インチHDDを買わないかもしれない。