軽く驚いたプロンプト December 23, 2008
最近はLinuxの主要ディストリビューションの日本語化もほとんど問題なくなって、表示だけでなく文字入力系にも何の違和感もない状況になった。 Ubuntuなどは「半角/全角」キーを押しただけで日本語入力モードに切り替わる設定になっていて、Windowsの感覚のまま乗り換えても大丈夫な感じに仕上がっている。
このあたりは少し前から出来ていた話だが、8.10にアップグレードしてさすがに「ここまで来たか」と驚いたことがある。 それは、aptitude safe-upgradeを実行した際の警告プロンプト。 信頼できないパッケージをインストールする際に本当に実行するかどうかを問われるものだが、これまでは「Y」または「Yes」と入力してきたのに、今回は何だかエラーになる。
改めてよく読んでみると、以下のようなメッセージになっている。
この警告を無視して意地でも先に進みますか? 先に進む場合は “はい” を、中断する場合は “いいえ” を、入力してください:
というわけで、SCIMをONに切り替えて「はい」と入力するのが正解だった。
ターミナルと言えば何らかの文字化けがつきものだったものが、今やプロンプト入力まで日本語ですか。そうですか。
しかし、これは本当にユーザーフレンドリーな選択と言えるのだろうか? ターミナルのコマンドは99.9%以上アルファベット入力で、aputitudeが「あぷちちゅーど」とかいうコマンドになっているわけではない。 プロンプトだけ日本語に切り替えることは、操作上のモードが増えることにつながるので個人的には良くないと思う。 というか「Yes/No」を解さない日本人、という想定もおかしい。
update-managerなどのGUIのラベルが「はい」「いいえ」になっているのは分かりやすくて良いと思うが、ターミナルに日本語系のコマンドを採り入れるようなローカライゼーションは今すぐ止めた方が良いと思う。